N−アセチルシステインというのは、アミノ酸の一種で、肝臓で合成される抗酸化酵素、グルタチオンの構成要素です。

N−アセチルシステインは、肝臓や肺の細胞の機能を高めます。

グルタチオンは、免疫システムを強くして、肺で炎症が起きているときや、肝臓で有害物質を解毒するときに放出される活性酸素を除去する作用をもっています。

ガウクルアというのは、タイ北部の山中に自生するマメ科の植物です。

根の抽出物を飲むか、胸に塗るだけでバストアップすると話題になりました。

なお、ガウクルアは、女性ホルモン（エストロゲン）に似た作用を持つ、植物エストロゲンのイソフラボンを大量に含んでいます。

エフェドラというのは、中国名では麻横（まおう）といいます。

エフェドラは、中国からモンゴルにかけて自生するマオウ科の植物の茎を乾燥させたもので、サプリメントでは、化学的に合成されたものが使用されてきました。

以前、アメリカで、減量、筋肉増強、エネルギーアップ、気持ちをハイにするなどの効用を持ったハーブ・サプリメントとして人気が高かったのですが、服用後の死亡事故などが相次いだため、2004年にＦＤＡ（米食品医薬品局）は全米でサプリメントとしての販売を禁止しています。

ちなみに、麻横は、鎮咳（ちんがい）、解熱、発刊作用を持つ生薬として漢方薬に配合されています。

エフェドラは、用法容量を守るのが重要です。

□アラキドン酸