冬虫夏草（とうちゅうかそう）というのは、バッカク菌科に属する真菌（キノコ）類のことで、昆虫に寄生します。

また、冬虫夏草は、中国伝統医学において利用されてきた成分であり、次のような効果があるとされています。

■生活習慣予防効果
■免疫賦活作用
■滋養強壮作用

冬虫夏草は、有効成分のもつ作用により、生活習慣病の予防や改善を目的とする場合には、短期間では効果が期待できませんので、継続して利用するようにします。

冬虫夏草には、有効成分として各種の多糖類が存在しており、具体的には、多糖類が副腎皮質ホルモンの一種の産生を促すというデータがあります。

これまで、冬虫夏草については各種の基礎研究が行われており、免疫系や内分泌系、心臓循環器系、神経系、腎臓泌尿器系などに好影響を与えることが示されてきています。

具体的には、次のようなものが示されています。

■冬虫夏草による免疫賦活作用として、ＮＫ（ナチュラル・キラー）細胞の活性化
■単球やヘルパーＴリンパ球の活性化
■インターフェロンやインターロイキン１などの増加...など

□セントジョーンズワート