パントテン酸とはどのような成分ですか?
パントテン酸というのは、かつては「ビタミンB5」と呼んでいたものですが、脂肪を分解してエネルギーを取り出したり、必要な資質やアミノ酸などを体内で作り出すのに必要な成分です。
「パントテン」は「どこにでもある」という意味で、その名称の通り、あらゆる生き物の体内にたくさん含まれているものです。
なので、天然の食材を普通に食べていれば、まずパントテン酸が不足することはありません。
パントテン酸の効用は?
パントテン酸は、体内ではコエンザイムA(CoA)という補酵素の一部として働き、様々な物質の合成や分解を補助しています。
パントテン酸と表示
1日当たりの摂取目安量にパントテン酸が2〜3r含まれている食品には「保健機能食品」(栄養機能食品)の表示が認められています。
パントテン酸の摂取量は?
パントテン酸の日本人成人の1日当たり栄養所要量は、男女ともに5rで、妊婦は1r、授乳婦は2rを追加します。
なお、許容上限摂取量は特に定められていません。 |