グルタミンは、消化性潰瘍の治療薬として利用されており、消化管の粘膜への作用をもっています。
フェニルアラニンは、神経伝達物質の前躯体として重要なアミノ酸で。また、チロシンやトリプトファンも、セロトニンやエピネフリンの前躯体です。
アルギニンは、免疫力を高める働きをもっています。 なお、アラニンとグルタミンを同時に摂取することによって、肝臓でのアルコール代謝促進や肝障害の予防効果があります。
動物実験やヒトを用いた臨床試験によって、それぞれのアミノ酸のもつ効果は確認されています。 具体的には、運動選手を対象とした味の素が行った研究では、BCAAにグルタミン酸とアルギニンを加えたサプリメントを投与することにより、次のような作用が認められたそうです。
■肝臓保護作用 ■筋肉疲労の回復促進 ■造血促進作用...など ちなみに、アミノ酸を摂るだけで脂肪分解が促進されるとか、ダイエットに効果があるというデータはありません。つまり、サプリメントだけではなく、運動が必要ということです。
□カルシウム