サプリメント基礎知識



サム・イーの成分と機能について

サム・イーの有効成分は?

サム・イー(SAMe)というのは、アミノ酸の一種である「メチオニン」から合成され、生体内で広く分布される成分です。

そして、体内では100以上の生化学反応に関与していますが、加齢とともに減少します。

サム・イーの作用メカニズムは?

サム・イーの抗うつ作用のメカニズムに関しての詳細は、明らかになっていませんが、脳内のセロトニン代謝への影響、ドーパミンやノルエピネフリンの濃度への作用が報告されています。

また、関節炎や関節リウマチへの効果については、サム・イーによる抗炎症作用や軟骨修復作用などが知られています。

さらに、肝障害では、メチオニンからサム・イーへの合成能が低下しており、そこにサム・イーを投与することによって改善が認められます。

関連トピック
サム・イー(SAMe)のうつ病に関する臨床試験について

サム・イーは、軽症から中等度のうつ病に対して用いられますが、1970年代以降、多数の臨床試験によりサム・イーの抗うつ作用が示されています。

1994年にまとめられたデータによりますと、合計1170人を対象にした臨床試験の結果、医薬品と同等かそれ以上の効果が認められたということです。

また、パーキンソン病に合併するうつ病に対しても、サム・イー投与による効果が臨床試験によって示されています。

関節症・関節炎に関する臨床試験について

関節症・関節炎に関しては、1979〜1997年の間、合計2万2000人以上の被験者を対象にして行われた20以上の臨床試験において、サム・イーの効果が示されています。

なお、そのほかにも多数の臨床試験により、アルコール性あるいは薬剤性肝障害、繊維筋痛症などに対するサム・イーの効果が報告されています。


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