サメ軟骨には、次のような特徴があります。

■製品によって、有効成分のばらつきが大きいです。
■血管新生を抑制することによって抗ガン作用を示します。
■基礎研究のデータは豊富ですが、臨床試験については不十分です。

サメ軟骨に期待されるのは、抗ガン作用です。

サメ軟骨には、特に定められた摂取量というものはありません。なお、臨床試験では、1日あたり総領で3gのケースもあれば、体重1�sあたり1g投与する場合もあるようです。

サメ軟骨は、40％がタンパク質、5〜20％がグリコサミノグリカン（コンドロイチンなど）、カルシウム塩などで構成されています。

また、基礎研究では、血管新生を抑制する作用のあるフラクション（画分）がいくつか報告されていますが、特定の有効成分については固定されていません。

サメ軟骨の抗ガン作用というのは、次の2つのメカニズムによって発揮されます。

■血管新生を抑制し、ガン細胞への栄養血管形成を阻害する。
■ガン細胞が正常組織へ侵入する際に活性化される酵素（メタロプロテアーゼ）の働きを抑制する。

□クランベリー