サプリメント基礎知識



サム・イー効果の根拠について

サム・イー(SAMe)のうつ病に関する臨床試験について

サム・イーは、軽症から中等度のうつ病に対して用いられますが、1970年代以降、多数の臨床試験によりサム・イーの抗うつ作用が示されています。

1994年にまとめられたデータによりますと、合計1170人を対象にした臨床試験の結果、医薬品と同等かそれ以上の効果が認められたということです。

また、パーキンソン病に合併するうつ病に対しても、サム・イー投与による効果が臨床試験によって示されています。

関節症・関節炎に関する臨床試験について

関節症・関節炎に関しては、1979〜1997年の間、合計2万2000人以上の被験者を対象にして行われた20以上の臨床試験において、サム・イーの効果が示されています。

なお、そのほかにも多数の臨床試験により、アルコール性あるいは薬剤性肝障害、繊維筋痛症などに対するサム・イーの効果が報告されています。

関連トピック
サム・イー(SAMe)はどのような点に注意が必要ですか?

サム・イーについては、基礎研究およびヒトを対象にした臨床試験では、特に問題となるような健康被害や副作用は知られていません。

例えば、2万2000人以上を対象にした臨床試験では、数日から2年の間でサム・イーが投与されましたが、安全性についての問題は認められませんでした。

なお、多めの用量を摂取した場合には、頭痛や消化器症状などを認めることがあるそうです。

また、他のサプリメントや医薬品との相互作用については報告されていませんので、併用は問題ないと思われます。

ただし、作用メカニズムの類似した医薬品やサプリメントの併用には、念のため注意が必要です。


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