スッポンというのは、江戸時代から病中、病後の栄養食として食べられてきたカメの一種です。 ただし、甲羅は柔らかくて(ソフトシェル)、普通のカメにあるような六角形の文様はありません。
スッポンには、コラーゲンや各種のアミノ酸、ビタミン類、ミネラルのセリン、カルシウムなどが豊富に含まれています。
スッポンは、スッポンを蒸し焼きにして作るスッポン粉末や、肝臓から抽出したスッポンオイルなどが、健康食品として市販されています。
スッポン粉末食品というのは、(財)日本健康・栄養食品協会(JHNFA)が安全性などの規格基準を設けている健康補助食品の1つです。 具体的には、次のようなものです。 ■スッポン粉末 ⇒ スッポン科のうち、中国スッポン、日本スッポンなどの全生体を原料として、液体窒素などを利用する凍結粉砕法によって作られたものです。 ■スッポン粉末(スッポン原末)を加工した食品 ⇒ 解体処理し必要部分を熱風乾燥して作られたものです。
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