セラミドというのはどのようなものですか?
セラミドというのは、細胞と細胞を接着させる働きをする細胞間脂質のことです。
肌や髪のうるおいには欠かせないものですが、肌の上皮の角質層では、細胞の細胞間脂質のおよそ半分をこのセラミドが占めています。
また、セラミドは、体内で作られる物質ですが、加齢などで減少すると、肌のうるおいが減って皮膚のバリア機能が低下します。
セラミドの効用は?
セラミドを塗って外から補給すると、軽症のアトピー性皮膚炎の乾燥肌を改善する効果が認められています。また、経口摂取でも美肌効果を発揮します。
なお、セラミドの原料としては、米や小麦、大豆、コンニャク芋などが用いられています。
セラミドの摂取量は?
セラミドを1日20〜40r、1か月ほどで美肌効果が表れたという報告があるほか、コンニャクのセラミドでは、1日600μgで肌の保湿力を高めたという報告もあります。 |