セレンというのは、「セレニウム」とも呼びますが、グルタチオンペルオキシダーゼと呼ばれる酵素の構成成分で、ガンや老化の原因となる活性酸素の生成を防ぐミネラルです。

セレンは、強い抗酸化力を持っており、体内のセレンの量が少ないほど、ガンの発生率が上がるという報告もあります。

セレンは、毛ガニ、カツオ、カレイ、ホタテなどに多く含まれています。

セレンの日本人成人の1日当たり栄養所要量は、男性が45〜60μg、女性が40〜45μgとされ、妊婦は7μg、授乳婦は20μgを追加されます。

なお、許容上限摂取量は、250μgとされています。

セントジョンズウォートというのは、和名を「セイヨウオトギリソウ」という、オトギリ草科の多年草のことです。

また、セントジョンズウォートの有効成分と考えられているヒペルフォリンが、脳内のセロトニン濃度を高めてうつ症状を抑えるとされています。

なお、米国では「ストレスを退治するハッピーハーブ」として人気が高く、ドイツでは医薬品扱いとなっています。

ちなみに、セントジョンズウォートは、1日にエキス300〜900�rを服用します。

セントジョンズウォートは、次の薬と併用すると、薬の作用を弱めてしまう可能性があります。

■強心薬
■経口避妊薬
■血液凝固防止薬（ワルファリン）
■気管支拡張薬
■片頭痛薬（トリプタン）
■抗うつ薬（ＳＳＲＩ）
■抗不整脈薬
■抗てんかん薬
■免疫抑制剤
■抗ＨＩＶ（ヒト免疫不全ウイルス）薬

また、日光皮膚過敏症を起こすという報告もありますので、皮膚の弱い人は注意が必要です。

□コレスケア